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(最終更新:2022年08月22日)

人間関係リセット症候群とは?行動パターンや改善方法を解説します

人間関係をやり直したいという感情から来るのが、「人間関係リセット症候群」です。 人間関係リセット症候群とは、病気ではなく、人間が衝動的に陥りがちな心理状態のことをいいます。 いきなり関係を断ち切りたくなったり、人と関わることにつかれてしまった人がなりやすい心理状態であるといえます。 このページでは、人間関係リセット症候群について解説しています。 人間関係をリセットしてしまいがちな人や、その癖を改善したい人は必見の内容です。

人間関係リセット症候群は「人間が陥りがちな心理状態」のこと

人間関係リセット症候群とは、人間が陥りがちな心理状態のことをいいます。

うつ病や不安障害などの精神疾患と混同されがちですが、これは病名ではありません。

これまでつながりのあった関係を衝動的に断ち切ってしまい、文字通りリセットしてしまう傾向を表現した造語です。

SNSやインターネット上で誰かとつながり続けていることがストレスに感じる人によく見られる傾向です。

人間関係リセット症候群の人がやりがちな行動パターン

人間関係リセット症候群の人がやりがちな行動パターンは主に4つあります。

  • 音信不通になりがち
  • 転職を繰り返す
  • SNSのアカウントをすべて削除する
  • 知り合いが誰もいない場所へ引っ越す

これらの行動パターンが自分や周りの人に当てはまるようであれば、人間関係リセット症候群である可能性があります。

一度自分の行動パターンを客観的に見直してみてください。

音信不通になりがち

音信不通になりがちなのは、人間関係リセット症候群の人がやりがちな行動パターンです。

人間関係に疲れてしまいやすい人は、誰からの連絡であっても断ち切ってしまいたいと考える傾向にあります。

誰とも連絡を取りたくないと感じるため、親戚や親しい友人の連絡すらも返事をせず、無視をするのです。

「いつまでたってもLINEの既読がつかない」という状態の人は、もしかしたら人間関係リセット症候群かもしれません。

転職を繰り返す

転職を繰り返すことも、人間関係リセット症候群の人がやりがちな行動パターンです。

現在の人間関係を断ち切りたいと考える人間関係リセット症候群の人にとって、転職は関係をリセットする効果的な手段になります。

社会人にとって人間関係の中心になる職場を変えることで、人間関係は少なからずリセットできます。

特に人間関係リセット症候群の人は、前職の人に新しい連絡先を教えずに辞める人も多く、信頼を失うリスクも大きくなります。

それまでの人間関係を断ち切るように繰り返し転職をする人は、人間関係リセット症候群の可能性があるのです。

SNSのアカウントをすべて削除する

SNSのアカウントをすべて削除することも、人間関係リセット症候群の人がやりがちな行動パターンです。

  • 周囲の人から心配されたい
  • ネガティブな出来事があり、すべてが嫌になった
  • 嫌なことをいわれ、傷ついた

などの心理が、SNSアカウントの削除に繋がると考えられます。

一度や二度、アカウントを削除することは誰にでもある話です。

しかし、人間関係リセット症候群の人は何度も削除しては新しいアカウントを開設する傾向にあるのです。

知り合いが誰もいない場所へ引っ越す

知り合いが誰もいない場所へ引っ越すことも、人間関係リセット症候群の人がやりがちな行動パターンです。

このような行動パターンがある人は、とにかく現状を変えたい、という意識を強く持っている人です。

今の環境を一気に断ち切りたい人にとって、引っ越しは手っ取り早い手段なのです。

引っ越すことが多く、いまどこにいるのかがわからない人は、人間関係リセット症候群の可能性があります。

人間関係リセット症候群になりやすい人の特徴

人間関係リセット症候群になりやすい人には、共通する特徴があります。

当てはまりがちな特徴は以下の5つです。

  • ひとりで行動することが好き
  • 相談できる相手がいない
  • ネガティブ思考である
  • 生活習慣が乱れている
  • 完璧主義である

一つずつ解説していきましょう。

ひとりで行動することが好き

ひとり行動が好きな人は、人間関係リセット症候群になりやすい傾向にあります。

ひとりで行動するのが好きな人は、マイペースに行動することを好む人です。

つまり、誰かと一緒にいる時間が長ければ長いほど、ひとりでいる時間を求めるようになります。

このような人は、人間関係を面倒に感じやすいのが特徴です。

ひとりで行動することが好きな人は、人間関係リセット症候群になりやすいのです。

相談できる相手がいない

相談できる相手がいない人も、人間関係リセット症候群の人に当てはまりやすい特徴です。

人に相談できない人の心理として、

  • プライドが高い
  • 傷つきたくない
  • 嫌われたくない

などが挙げられます。

このような心理状態が、人間関係のリセットに舵を切るのかもしれません。

他にも、過去に人に裏切られたトラウマがある人もいるでしょう。

人に相談する前になにかしらのネガティブな感情を持つ人が、人間関係リセット症候群の人には多いのです。

ネガティブ思考である

ネガティブ思考な人も、人間関係リセット症候群の人の特徴です。

ネガティブな感情になると、自分への自信もなくなってしまいます。

自信がなくなると、さまざまなことに対して不安を抱くようになります。

この不安が溜まりに溜まって、自分を守るために人間関係をリセットする人が多いのです。

生活習慣が乱れている

生活習慣が乱れていることも、人間関係リセット症候群の人に見られる特徴です。

生活習慣は、自分が思っている以上に心身に影響を与えるものです。

この生活習慣が乱れてしまうと、ネガティブな感情を抱きやすくなります。

生活習慣の乱れによって起こるネガティブな感情によって、人間関係をリセットする人が多いのです。

完璧主義である

完璧主義な人も、人間関係リセット症候群の傾向にあります。

完璧主義だと、自分はもちろん、他者にも完璧を求めがちです。

他人に完璧主義を求め続けると、思うようにいかないときにストレスが溜まるようになります。

完璧主義であるがゆえに、理想と現実のギャップに苦しみ、他人との関係をリセットすることがあるのです。

人間関係リセット症候群を改善する方法

人間関係リセット症候群を改善する方法はいくつかあります。

ここでは以下の4つを紹介します。

  • 自分の性格を受け入れる
  • 悩みを相談できる友達を作る
  • 他人の評価を気にしないように生きる
  • 定期的に気分をリフレッシュする

自分のやりやすい方法や他人におすすめしやすい方法から、試してみてください。

自分の性格を受け入れる

まずは自分の性格を受け入れることです。

自分がどのような性格・特性を持っているのかを知りましょう。

自分自身について知ることができれば、そこから向き合っていくことができるようになります。

向き合うことを続けることで、自分の行動パターンや思考の特徴を加味したうえで行動を起こせるでしょう。

このような積み重ねによって、人間関係リセット症候群を避けることができるでしょう。

悩みを相談できる友達を作る

悩みを相談できる友達を作ることも、人間関係リセット症候群を改善する方法です。

人間関係リセット症候群の人の特徴として、「相談できる相手がいない」というものがあります。

言い換えれば、「相談できるほど親しい人がいないからこそ、人間関係をリセットしやすい」のです。

この状態に相談できるような間柄の友人を作ることができれば、人間関係が大切なものになり、リセットすることも少なくなるでしょう。

気構えることなく、気軽に相談できるような友達を作ることで、人間関係リセット症候群は改善していくことができます。

他人の評価を気にしないように生きる

他人の評価を気にしないように生きることも、人間関係リセット症候群の人には必要です。

人間関係リセット症候群の人は、プライドが高く、他者からの評価を気にする傾向があります。

自分の周りの人に認めてもらうために頑張りすぎてしまうのです。

しかし、自分から感じてしまっているプレッシャーによって、ストレスを感じるようになるのです。

このストレスが大きくなることで、人間関係をリセットしたいという衝動に駆られるようになります。

そうならないためには、まず頑張っている自分を認めてあげるようにしましょう。

他人の評価を気にせず、自分を認めてあげることが、人間関係リセット症候群の改善のためには必要なのです。

定期的に気分をリフレッシュする

定期的に気分をリフレッシュすることも、人間関係リセット症候群の改善法です。

リフレッシュするためには、睡眠や運動などがおすすめです。

質の高い睡眠をとったり、軽い運動をすることで、気分をリフレッシュさせましょう。

身体に気を遣うことで気持ちが安定し、人間関係をリセットするという衝動的な感情を抑えられるようになるのです。

人間関係は衝動的にリセットしないことが大事

ここまで、人間関係リセット症候群について解説してきました。

重要なのは、「人間関係は衝動でリセットするべきではない」ということです。

リセットする前に一度冷静になり、なぜその関係を断ち切りたいのかを考えてみましょう。

リセットしなくても、付き合いの程度を軽くすることでうまくいく可能性もあります。

人間関係をリセットすることは簡単ですが、良好な人間関係を築き上げることは簡単なことではありません。

後々後悔しないよう、衝動に駆られても一度冷静になって考えてみるようにしましょう。

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