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(最終更新:2022年09月05日)

HSPの特徴を活かせる天職とは?繊細さんに向いてる仕事の選び方を解説

HSPの方の中には、HSPの特性を活かして自分らしく働きたいと考える人も多いのではないでしょうか? HSPの方には4つの特徴があります。 自分に向いてる仕事がわからない人は、まずHSPの特徴を理解してから、天職を見つけていきましょう。 今回は、HSPに向いてる天職と向いてない仕事、HSPの方がチェックしておくべき仕事の選び方を解説します。

HSPさんが仕事で活かせる4つの特徴

繊細さんの天職を知るにあたり、まずはHSPの方に共通する特徴について解説します。

HSPの方は、「DOES(ダス)」と呼ばれる4つの特徴があります。

  • Depth of processing:物事を深く考え、処理する
  • Overstimulated:刺激に敏感
  • Emotional reactivity and high Empathy:共感しやすい・感情的に反応しやすい
  • Sensitivity to subtleties:些細な刺激にも感受性が豊か

HSPの方が天職を見つけるためにはまずHSPの特徴を把握することが大切です。

HSPの特徴が理解できることで、自分に向いてる仕事や天職と思える仕事は、格段と見つけやすくなります。

はじめにHSPの方の4つの特徴をそれぞれ解説しますので、一緒に見ていきましょう。

HSPには種類がある!4つの種類を解説します

1.物事を深く考える

HSPの方の特徴には、深い思考力が挙げられます。

例えば、結論がすでに出ていても他に改善点を考えたり、準備の段階であらゆる事態を想定して入念に下調べをしたりする人も少なくないです。

物事を深く考えることは仕事においてメリットとデメリットにもなる要素。

メリットとしては、過去のデータや経験から危険予測に役立つ点が挙げられます。

先を見通すことが得意なため少人数のチームであれば、スケジュールマネジメントにおいてHSPの特徴をを発揮することができるでしょう。

一方デメリットには、行動するまでに時間がかかる点です。

スピード感を求められる業務や臨機応変な対応が多い仕事にはストレスを感じやすい人もいます。

2.刺激に敏感

HSPの方には刺激に敏感な人がいます。

刺激とは光や音、においなど人によって強く反応するものは異なります。

電話が鳴り続けている職場や人混みの中で毎日通勤しているHSPの方であれば、日中の疲れで自宅に帰る頃には、動く気力が残っていないという方もいるでしょう。

仕事の場面において刺激に敏感な点のメリット・デメリットは以下の通りです。

  • メリット:直感力が働き、本質への理解が早い
  • デメリット:環境が変化するだけで疲れを感じる

3.共感力が非常に高い

HSPの方には共感力が非常に高い人が多いです。

共感力の高さは、相手の立場で考えることにつながります。

そのため、職場での円滑なコミュニケーションに役立てることができる能力のひとつともいえます。

しかし、周囲の感情を過剰に察してしまうため、イライラしている様子を見るだけでも「自分が何かしたのではないか?」と考え込むといった周りの人の感情に振り回されてしまう一面もあります。

4.感受性が豊か

感受性が豊かであることもHSPの方の特徴のひとつです。

些細な刺激にも敏感に反応してしまうので、室内の空調や明るさなどの変化によって仕事に集中ができないと悩む人もいます。

感受性が豊かであるゆえに集中できない点や気が散りやすい点は仕事において悩みやすいでしょう。

1人で黙々と作業できる環境は、HSPの方に向いてる仕事において重要なポイントです。

HSPさんに向いてる仕事・天職とは?

ここまでHSPの4つの特徴を解説しました。

HSPといっても、「内向型HSP」や「HSS型HSP」など種類によって特徴には異なる点が多くあります。

HSPは下記のように4種類に分類されます。

  • 内向型HSP:内向的で人との交流は好まない・1人で作業する方が集中しやすい
  • HSE(外向型HSP):繊細でありながら他者との関わりを好む・チームでやり遂げ流ことを重視
  • HSS型HSP:繊細でありながら刺激を追求・人前に立つこともあるがミスに落ち込みやすい
  • HSS型HSE:繊細さと好奇心を併せ持つ・社交的でリーダー役になる機会も多い

今回は、「内向型HSPとHSE」、「HSS型HSPとHSS型HSE」の2つに分けてHSPの方にとって天職といえる仕事をそれぞれご紹介します。

1.内向型HSP・HSE向けの天職

内向型HSPやHSEの方は、大人数に関わる業務よりも1人で黙々と作業したり、1対1で関われるような仕事が天職です。

  • 整体師やマッサージ師
  • 事務職
  • 図書館司書
  • イラストレーター

などが主に向いてる仕事で挙げられます。

2.HSS型HSP・HSS型HSE向けの天職

HSS型HSPやHSS型HSEの方は、好奇心が旺盛で人と関わることが得意な人も多いです。

しかし、人と関わった後にはどっと疲れを感じることがあるので適度にストレス発散をしつつ無理はしないようにしましょう。

好奇心や刺激を求めながらも、繊細さを活かして働ける仕事が天職といえるでしょう。

  • WEBデザイナー
  • プログラマー
  • ライター
  • 少人数のチームリーダー職

などが向いてる仕事で挙げられます。

HSS型HSPやHSS型HSEの方は、対面でのコミュニケーションはもちろん、テキストでのチャットコミュニケーション力も高いです。

そのため、在宅ワークやフリーランスとしても活躍できるでしょう。

HSPさんに向いてない仕事とは?

HSPの特徴を踏まえて、向いてない仕事をご紹介します。

  • スピード感が求められる仕事:外資系企業や飲食業など
  • 人との関わりが多い仕事:接客業や販売業、営業職など
  • ノルマに厳しい仕事:商社や金融機関の営業職など
  • 臨機応変な対応が多い仕事:管理職やチームリーダーなど

HSPの方に向いてない仕事に共通することは、さまざまな要因から重圧やプレッシャーを感じる点が挙げられます。

例えば、感受性が豊かで刺激に敏感な特徴のあるHSPの方は、日々多くの人と関わるような接客業や営業職では人の感情に振り回されやすいです。

そのため、人よりも強くストレスを感じます。

また、HSPの方は仕事とじっくり向き合うことが得意です。

そのため、スピード感のある職場やイレギュラーな対応ばかり求められる仕事では「自分には向いてない」と感じるHSPの方も少なくないでしょう。

【4ステップ】HSPさんに合う天職の探し方

ここまで、HSPの方の特徴と天職を解説してきました。

最後に、実際の転職活動や仕事探しのポイントを押さえていきましょう。

HSPの方の中には、「転職したいけど、自分にあった仕事がわからない」「仕事が続けられるか心配」と悩む人もいます。

HSPの方が就職活動や転職活動をする際には、事前準備と自己分析が非常に重要です。

ぜひ、これから紹介する4つのステップで仕事探しをしてみてくださいね。

1.経験や価値観などを洗い出す

まずは、これまでの経験や自分の大切にしている価値観を洗い出しましょう。

これまでの人生を振り返ると、自分が関心のあることや価値観と一致していた経験などが見つけられます。

自分を知るためには、まず経験や価値観を見つめ直すことをおすすめします。

また、今後のキャリアを考えるときには自分が何を重視したいのかも考えておきましょう。

ライフワークバランスを重視したいのか、キャリアアップを目指したいのかなど、ご自身の価値観に照らし合わせながら洗い出してみてくださいね。

2.HSPとしての強みと弱みを整理する

次に、HSPとしての強みと弱みを整理します。

強みと弱みを把握しておくことで自分にぴったりの仕事が探しやすくなります。

HSPの方は前述しているように、特徴がいくつもあります。

今までの経験の中でHSPの特徴が活かせた経験から、自分の向いてる仕事や関心のある仕事を探す方法もおすすめです。

3.HSPとしての強みが活かせる仕事を探す

仕事を探す際には、HSPの特徴を最大限に発揮できる仕事を選んでいきましょう。

今回ご紹介した天職に限らず、自分が活躍している姿が想像できる仕事こそ、HSPの強みが発揮できる仕事です。

繊細さや共感力の高さは、あなたの魅力であり仕事で活かせる能力のひとつです。

HSPだから気づけることや行動できることも多くあるので自信を持ってくださいね。

4.仕事内容に関心が持てるかチェックする

最後に、HSPの方が仕事選びする上で大切なのが、「仕事内容に関心が持てるか」です。

HSPの方は仕事の結果だけでなく、プロセスも重要視する傾向があります。

自分が仕事を達成するまでにいかに努力し創造し続けられるかを重視しているともいえます。

誰しも関心を持てない業務内容では、飽きたり集中できなかったりしますよね。

HSPの方は特に、些細な変化にも敏感なため集中が途切れやすいです。

仕事により集中し、仕事にやりがいを感じられる仕事を探していきましょう。

まとめ|天職を見つけるならHSPの強みをまずは整理してみよう

今回は、HSPの方で今の仕事に悩みのある方や新しく仕事を探しているという方へ向けて、「HSPの天職や向いてる仕事」について解説してきました。

HSPの方にとって天職とは、自分の特徴や強みを最大限に発揮できる仕事や職場環境であることです。

そのため、HSPの特徴や自身の強みを把握できていないままでは、満足できる転職先と出会えない、自分らしく働けないといった状況になりかねません。

天職を見つけるためには、まずは自分自身と向き合う時間をつくりましょう。

そして、自分の強みや仕事に対する価値観を整理してみることから始めていきましょう。

ぜひ、HSPの方に合う仕事の見つけ方4ステップを参考にしながら、自分にぴったりの仕事を探してみてください。

本記事が、仕事の悩みやストレスを今よりも少しでも和らげるための、きっかけや新たな一歩の後押しとなれることを願っています。

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