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(最終更新:2022年11月10日)
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派遣社員はHSPに向いている?自分に合った働き方を見つけよう

「週5日の正社員だと、心も体も疲れてしまう…」「自分のペースで動ける派遣社員を検討したい」今回は、このようなお悩みをお持ちのHSPの方に向けて、HSPにおすすめの派遣の仕事をご紹介します。

HSPの4つの特徴を知っておこう

派遣社員を検討しているHSPの方は、まずHSPの4つの特徴を知っておくことが大切です。

特徴を知ると自己理解やHSPへの理解度が深まります。

また自己分析をすることで、適切な職種や労働環境を選びやすいです。

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 深い処理能力がある

HSPを提唱したアーロン博士によると、HSPの特徴の1つめに「深い処理能力」が挙げられます。

深い処理能力は、ひとつの物事をじっくり考えたり、いろいろな視点からじっくりと観察したりする能力です。

また、HSPは深い処理能力の高さから何事にも深く考えて行動する習慣があります。

そのため、マルチタスクが苦手なHSPも多いです。

2. 神経が高ぶりやすい

神経が高ぶりやすい点も、HSPの特徴のひとつです。

HSPは、些細な刺激に敏感に反応したり、容易に物事に圧倒されたりするため、生きづらさを感じます。

また、HSPは「人と会うだけで疲れる…」「満員電車に乗ると息苦しい」など、日常生活からストレスを感じるのです。

3. 些細なことを察知し、影響を受けやすい

HSPは音や光、他人の言動など些細な違いや刺激を察知し、影響を受けやすいです。

また、HSPは環境や周りの人の変化を察知しやすいだけでなく、自分の内部まで影響をもたらします。

中には他人の目を気にしすぎて、自分が本当にやりたいことを実行できないHSPもいるでしょう。

4. 強い感情反応と共感力がある

HSPの特徴の4つめに、強い感情反応と共感力がある点が挙げられます。

HSPの方は、日常の出来事にも大きく心が揺れたり、共感しやすかったりします。

例えば、映画やドラマの登場人物に感情移入してしまい、心が苦しくなったり悲しくなったりするでしょう。

HSPが派遣社員に向いている3つの理由とは?

ここからは、HSPが派遣社員に向いている3つの理由を解説します。

HSPで正社員から派遣社員に移ることを考えている方は、ぜひご参考ください。

1. 派遣社員は勤務時間を選びやすい

派遣社員は、勤務時間を選びやすいです。

そのため、長時間労働に疲れやすいHSPに向いています。

早朝から仕事を開始して、お昼過ぎに終わる仕事もあれば、夕方から勤務できる仕事もあります。

また、派遣社員で働くと残業がないです。

労働時間に融通が効きやすい点から、プライベートとの両立もはかりやすいでしょう。

2. 契約期間が決まっていて、適職か判断しやすい

派遣社員は基本的に、契約期間が決まっています。

最初に提示された期間働いてみて、合っていれば契約継続できますし、合っていないと思ったら契約を終了することが可能です。

HSPは、環境にも人間関係にも非常に左右されやすい生き物です。

どんなに挑戦してみたいと思っていた職種でも、働いてみると「集中できる環境ではなかった」「人間関係が合わなかった…」などと思う場合もあるでしょう。

その点、派遣社員はじっくり時間をかけて、HSPの自分に本当に合うのか・合わないのか見極められます。

3. 派遣担当がいるので、ひとりではなく心強い

転職活動となると、ひとりで進めるのが一般的です。

しかし、派遣社員には基本的に派遣担当が付きます。

また派遣担当は、面接時から同行してくれる場合が多いです。

そのため、ついつい面接に緊張してしまうHSPの方も、アドバイスをもらいながら進めることができます。

また、職場でうまくいかないことや悩みがあれば、派遣担当に相談できる場合もあります。

何事もひとりで進めると心細いですが、派遣担当がいれば味方がいる安心感を持てますよね。

HSPが派遣社員になるメリットとデメリットとは?

ここからは、HSPが派遣社員になるメリットとデメリットを解説します。

はじめに、デメリットを把握してから決断しないと、就労後のギャップにつながります。

正社員のメリットと比較しながら、それぞれ詳しく見ていきましょう。

派遣社員になるメリット

派遣社員になるメリットは、主に下記の2つが挙げられます。

  • 独立や留学、進学などの目標と両立させやすい
  • 育児や介護、副業と両立やすい

メリット①独立や留学、進学などの目標と両立させやすい

派遣社員として働くと、契約が決められている観点から、独立や留学、進学などと両立しやすいです。

中には、土日だけや1週間から働ける派遣もあり、自分の目標に合わせて契約期間を選べます。

そのため、定められた時期を独立や留学、進学するための資金調達やスキルアップに活用すると効率がいいでしょう。

さらに休みは正社員に比べて取りやすく、残業は比較的少ない点も特徴的です。

勉強や独立準備のために十分な時間を確保することができます。

メリット②育児や介護、副業と両立やすい

育児や介護、副業などのプライベートと両立しやすいのも派遣社員のメリットです。

実際、子育て中のママさんや、実家で介護をする予定の方などが派遣社員に切り替えることも多いです。

また、Wワーク歓迎の仕事も多いため、プライベートの時間は副業したい方にもおすすめです。

派遣社員になるデメリット

一方、HSPの方が派遣社員になるデメリットには、下記の2つが挙げられます。

  • 社会的信用が正社員に比べて低い可能性がある
  • 賞与や有給休暇がない

デメリット①社会的信用が正社員に比べて低い可能性がある

派遣社員は、正社員に比べて社会的信用が低くなるデメリットがあります。

中には正社員でないだけで、「不当」と扱ってくる人もいます。

また、いつ解雇されるかわからない雇用体制を不安視する人がいたり、職場でも「派遣社員は早く帰れていいよね…」と妬みの言葉をかけてくる人もいるでしょう。

社会的信用が低いことは、世間の目を気にしてしまうHSPにとってはデメリットといえます。

デメリット②賞与や有給休暇がない

正社員であれば得られる賞与や有給休暇がない点も、派遣社員のデメリットです。

賞与が出ない理由は、基本給与に換算されているからです。

派遣社員の時給は、アルバイトやパートの時給とは異なり、1,300円や1,500円など高めに設定されています。

また、6ヶ月以下の雇用形態であると、有給休暇が出ないことも派遣社員として働く前に覚えておきましょう。

派遣に向いていないHSPもいる?派遣が向いていないHSPの特徴3つ

HSPは、比較的派遣社員に向いています。

しかし、中にはフリーランスや正社員の方が合っている人もいます。

就職後のギャップを作らないためにも、自分が本当に派遣に合っているのか見極めることが大切です。

1. 責任感ある仕事をしたいHSP

責任感ある仕事をしたいHSPは、派遣社員に向いていません。

企業側は、派遣社員の契約期限が基本的に決められています。

そのため、大型案件や企業の利益に関わる責任感ある仕事を任せないことも多いです。

短い派遣社員だと前述した通り、土日のみや1週間、3ヶ月の雇用期間になります。

3ヶ月は、一般的な企業で見ると試用期間です。

試用期間で契約が切れてしまう可能性が高い社員には、企業側は責任感ある仕事を任せづらいわけです。

また、企業に属している正社員と派遣社員の「働く意義」を比較してみても、企業が派遣社員に責任ある仕事を任せられない理由がわかります。

一般的に正社員は、企業の利益向上や認知拡大のために仕事をします。

一方、派遣社員は、自身のスキルアップや給与などを目的に仕事をする場合が多いです。

企業側は、仕事の目的が正社員と派遣社員では大きく異なると認識しています。

よって、責任感ある仕事を派遣社員には任せない可能性が高いです。

2. 安定した給与がほしいHSP

安定した給与がほしいHSPは、派遣社員に向いていません。

派遣社員は時給が高いと言えども、祝日は基本的に休みだったり、1日8時間働けないこともあったりして、給与が安定しないからです。

また、賞与もないため「しっかり稼ぎたい」と思われているHSPの方には、向いてないと言えるでしょう。

HSPにおすすめの派遣とは?

ここからは、HSPにおすすめの派遣の仕事をご紹介します。

派遣の仕事と言っても、業種や働き方は多種多様です。

それぞれの特徴を理解して、自分に本当に合った派遣の仕事を見つけることが大切です。

1. 事務スタッフ

事務スタッフは、HSPにおすすめの派遣の仕事です。

事務職は、HSPの特徴である「完璧主義」を活かして仕事がしやすいからです。

また、基本的にルーティンワークのため、仕事に慣れると成果をだしやすい点も、HSPの方に向いています。

さらに、営業職とは異なり、ノルマやプレッシャーがほとんどありません。

人と比べやすいHSPの方も、自分のペースで働くことができます。

2. Web系の派遣スタッフ

HSPは、Web系の派遣スタッフにも向いています。

Web系の派遣スタッフには、

  • ライター
  • デザイナー
  • マーケター
  • ITエンジニア
  • 動画編集
  • システムアナリスト

などが挙げられます。

Web系の仕事は、在宅勤務である場合が多く、とくに人間関係構築が苦手なHSPの方におすすめです。

HSPの仕事で派遣社員を選ぶ際は、メリットとデメリットを十分に把握しよう

今回は、HSPの方に向けて、HSPにおすすめの派遣の仕事をご紹介しました。

HSPは基本的に派遣の仕事に向いていますが、中には正社員やフリーランスなど他の働き方が向いている人もいます。

また、派遣は社会的信用が低かったり、賞与や有給休暇が得られないデメリットもあります。

そのため、HSPで派遣として働く際は、メリットとデメリットを十分に把握することが大切です。

⇒HSPに向いてる仕事80選|繊細さんが適職に出会うための方法を解説します

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