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(最終更新:2022年08月22日)

HSPにはよく寝る人が多い!理由とおすすめの快眠方法を紹介します

繊細さんと呼ばれるHSPの人には、よく寝る人(ロングスリーパー)が多いとされています。 しかし、よく寝るからといって、質の高い睡眠がとれているわけではありません。 このページでは、HSPの人によく寝る人が多い理由と、繊細さんにおすすめの快眠方法を解説しています。 最近なかなか眠れない、寝つきが悪い人や、逆に寝すぎて困っている繊細さんは必見の内容です。

HSPによく寝る人(ロングスリーパー)が多い理由

HSPによく寝る人が多いのには、HSPならではの理由があります。

繊細さん、HSPの特徴として、刺激に敏感であったり疲れやすいことなどが挙げられます。

よく寝る人がHSPに多い理由は、このような特徴から、以下の5つが考えられるのです。

  • 深く考えすぎることで疲れやすいから
  • 刺激に敏感すぎて疲れやすいから
  • 人間関係に疲れやすいから
  • 刺激によって睡眠が浅くなるから
  • 脳疲労の回復に時間がかかるから

ここから、HSPによく寝る人が多い理由を一つずつ解説していきます。

深く考えすぎることで疲れやすいから

深く考えすぎることで疲れやすいことは、HSPの人がよく寝る理由の一つです。

HSPはその特性として、物事を深く考えやすい傾向にあります。

複雑な思考を巡らせているため、脳が疲労しやすいのです。

日常的に物事を深く考えやすい特徴を持つHSPの人は、どうしても疲れがたまりやすいということです。

そのため、疲れを取るために、HSPの人はよく寝るとされています。

刺激に敏感すぎて疲れやすいから

刺激に敏感すぎて疲れやすいことも、HSPの人がよく寝る理由です。

HSPは光や音、においなど、五感を使うさまざまな刺激に敏感な特性を持っています。

他人にも感情移入しやすいため、例えば友人が悲しんでいると自分も悲しい気持ちになりがちです。

このように、日中に多くの刺激を受けるHSPの人は、日常的に気疲れしやすくなります。

敏感すぎることで感情が大きく揺さぶられることも、この気疲れに拍車をかけているといえるでしょう。

人間関係に疲れやすいから

人間関係に疲れやすいことも、HSPの人がよく寝る理由の一つです。

周囲の人に非常に気を遣う繊細さんにとって、職場や学校の人間関係は大きな負担となります。

人間関係や仕事のノルマなどで過度にプレッシャーを感じてしまうと、家に帰るころにはぐったりと疲れていることは珍しくないでしょう。

この疲労が、よく寝ることにつながっていくのです。

刺激によって睡眠が浅くなるから

刺激によって睡眠が浅くなることも、HSPの人がよく寝る理由の一つです。

HSPの人は眠りについたからといって、刺激から解放されるわけではありません。

寝室環境や寝る前のブルーライト、就寝前に飲んだカフェインなどによって、HSPの人は刺激を受け続けています。

この刺激が、睡眠を浅くする原因になるのです。

結果として、脳の疲労を取るために、浅い睡眠を長くとってしまうことが考えられます。

脳疲労の回復に時間がかかるから

脳疲労の回復に時間がかかることも、HSPの人がよく寝る理由の一つです。

HSPの人は、日常生活で多くの刺激を受けています。

日常で受けた多くの刺激をリセットする役割を果たすのが、睡眠です。

溜まった刺激をリセットする時間は、日中に受けた刺激の総量に比例します。

刺激を受ければ受けるほど、そのリセットには時間がかかり、結果としてよく寝ることにつながるのです。

HSPの人がよく寝ることは、次の日をこれまで通り快適に過ごすために必要な措置なのです。

HSPの脳疲労を癒すには?疲れの招待と解決法を解説します

HSPにおすすめの快眠方法

HSPの人がよく寝ることに悩みを感じているのであれば、睡眠の質を改善する必要があります。

そのためには、睡眠環境を改善したり、生活習慣を見直したりする必要があります。

ここでは、具体的な睡眠の質を改善する10の方法を紹介します。

  • 寝る前にスマートフォンやパソコンをいじらない
  • 雄書記は就寝する3時間前までに済ませておく
  • お風呂に入って身体を温める
  • 朝は決まった時間に起きる
  • 寝具を見直す
  • 快眠グッズを使ってみる
  • 就寝前のアルコールやカフェインを控える
  • 就寝前のタバコを控える
  • 午前中にしっかり太陽の光を浴びる
  • 寝室の照明は暗めに設定する

一つずつ解説していきます。

寝る前にスマートフォンやパソコンをいじらない

寝る前にスマートフォンやパソコンをいじらないことは、HSPの人におすすめの快眠方法です。

スマートフォンやパソコンから発されるブルーライトは、脳に刺激を与え、睡眠が浅くなりやすくなります。

科学的には、ブルーライトが脳に刺激を与えることで、睡眠を促す「メラトニン」の分泌を抑えてしまうのです。

快眠のために寝る前のスマートフォンやパソコンの使用をお勧めしない理由はそれだけではありません。

SNSなどでのネガティブな書き込みを見てしまうと、ストレスにつながります。

このストレスも、寝つきを悪くする要因になりかねません。

そのため、就寝前はできるだけスマートフォンやパソコンの使用は控え、音楽などでリラックスすることをおすすめします。

夕食は就寝する3時間前までに済ませておく

夕食は就寝する3時間前までに済ませておくことも、快眠のためには重要です。

食べたものは、胃の中で消化されるまでに3時間はかかるとされています。

消化中に寝てしまうと、身体を完全に休ませることができなくなってしまい、睡眠も浅くなります。

夕食はなるべく就寝する3時間前までに済ませておくことで、睡眠状況は改善されるでしょう。

お風呂に入って身体を温める

お風呂に入って体を温めることも、HSPの人におすすめの快眠方法です。

おすすめの入浴方法は、就寝の2時間前にぬるま湯に浸かることです。

このような入浴をすることで、リラックスすることができ、快眠に近づけます。

また、身体の深部を温めてから湯上りに体温を少しずつ下げていくことで、眠気を誘発することにつながります。

身体を温めたことによって誘発される眠気で、ぐっすり眠ることが期待できるでしょう。

朝は決まった時間に起きる

朝は決まった時間に起きることも、HSPの人におすすめの快眠方法です。

特に夜更かしは、成長ホルモンの分泌を抑えてしまいます。

そのため、夜更かしをせずに、なるべく早くベッドに入ることが重要です。

また、起床時間と就寝時間は一定に保つようにしましょう。

就寝と起床のタイミングを一定にすることで、体内時計が整い、睡眠の質が向上します。

特に朝は決まった時間に起きることで、生活サイクルが確立し、快眠に近づくことができるのです。

寝具を見直す

寝具を見直すことも、HSPの人におすすめの快眠方法の一つです。

HSPの人は、五感から受ける刺激に非常に敏感な傾向にあります。

つまり、シーツや枕、布団、衣類などが触れた刺激などにも敏感になりやすいのです。

これが睡眠が浅くなる原因の場合、一度寝具を見直す必要があります。

たとえば、肌触りの良いパジャマを導入するなどです。

刺激の少ない寝具を意識的に選び、変えていくことで、HSPの人は快眠に近づくことができるでしょう。

快眠グッズを使ってみる

快眠グッズを使ってみることも、HSPの人におすすめの快眠方法です。

数ある快眠グッズの中でも、おすすめは抱き枕です。

抱き枕は、横向きで寝るときに身体の負担を減らしてくれる効果があります。

また、抱いていることによって安心感を感じるといった効果も期待できるでしょう。

他にも、アロマキャンドルなど、快眠グッズはたくさんの種類があります。

積極的に快眠グッズを試してみて、自分に合った快眠グッズを使うことで、より質の高い睡眠をとることができるのです。

就寝前のアルコールやカフェインを控える

就寝前のアルコールやカフェインを控えることも、HSPの人におすすめの快眠方法の一つです。

アルコールやカフェインは、交感神経を高めることで寝つきを悪くし、就寝中も覚醒を促します。

カフェインは5時間から8時間ほど、体内に残るとされています。

コーヒーなどに含まれるカフェインには眠気を覚ます効果があるため、夕方以降に摂取すると寝つきに影響を及ぼすことになります。

HSPの人はカフェインに弱い?苦手な理由と対策を解説します

就寝前のタバコを控える

就寝前は、タバコも要注意です。

タバコに含まれているニコチンにもアルコールやカフェイン同様、覚醒効果があります。

健康に良いものでもないため、特に就寝前はあまりタバコを吸わないことをおすすめします。

午前中にしっかり太陽の光を浴びる

午前中にしっかり光を浴びることも、HSPの人におすすめの快眠方法です。

太陽の光を浴びると、「セロトニン」という物質が分泌されます。

このセロトニンは、睡眠ホルモンであるメラトニンを作り出す原料になります。

セロトニンによって作り出されるメラトニンには生活リズムを整える作用があるので、睡眠にもポジティブな影響を与えるのです。

可能であれば朝起きたらカーテンを開け、できるだけ午前中に太陽の光を浴びるようにしましょう。

寝室の照明は暗めに設定する

寝室の照明を暗めに設定することも、HSPの人におすすめの快眠方法です。

睡眠には、リラックスできる暖色系の明かりが効果的です。

逆に寒色系の明かりや明るすぎる蛍光灯などは、睡眠に悪影響を与えます。

おすすめなのは、明るさを調節しやすい間接照明を部屋に置くことです。

インテリアとして気分も上向き、かつ光を調節できるといった、一石二鳥の効果を期待できるでしょう。

どうしても眠れないときにおすすめしたい対処法

さまざまな快眠方法を試してみても、なかなか寝付けないこともあるでしょう。

眠れない時間が続くほど、「寝なければならない」といったプレッシャーを感じることになります。

そんな時に試してほしい対処法は、以下の3つです。

  • 一度寝ることを諦める
  • 腹式呼吸を意識する
  • 脱力法を試す

どうしても眠れないときは、一度試してみてください。

一度寝ることを諦める

一度寝ることを諦めることは、どうしても眠れないときに効果的です。

これだけ聞くと、まったく逆のことを言っているように感じるかもしれません。

しかし、この対処法の本当の狙いは、「寝なければならない」というプレッシャーから解放されることにあります。

一度ベランダに出てみたり、ぼーっとしてみたりしましょう。

時間がたてば、そのうち眠気がやってきます。

そのタイミングを逃さず、ベッドや布団に入ることで、気付いたら朝を迎えているかもしれません。

腹式呼吸を意識する

腹式呼吸を意識することも、どうしても眠れないときに試してほしい対処法です。

腹式呼吸のやり方は、以下の通りです。

  1. 背筋を伸ばす
  2. 鼻からゆっくり息を吸い込む
  3. 口からゆっくり息を吐き出す

息を吸い込むときには、おへその下に空気を貯めていくイメージを持ちましょう。

また、息を吐きだすときはお腹をへこませながら、体内の悪いものをすべて出し切るかのように吐き出すようにしましょう。

吸うときの倍くらいの時間をかけて息を吐くことがポイントです。

脱力法(筋弛緩法)を試す

脱力法も、どうしても眠れない時に試してほしい対処法です。

手に5秒程度、力をグッと入れ、すぐに力を抜いてみてください。

身体の力がスッと抜けていく感覚を味わうことができるでしょう。

これを数回繰り返すことで、身体から無駄な力を抜くことができます。

脱力法は筋弛緩法とも呼ばれ、水泳選手などがレース前におこなうことでも知られている方法です。

よく寝ることは、HSPにとって大切なこと

ここまで、HSPの人、繊細さんがよく寝る理由や、おすすめの快眠方法について解説してきました。

繊細で刺激に敏感であり、疲れやすい気質の持ち主だからこそ、よく寝ることはHSPの人にとって必要であり、大切なことです。

よく寝ることが悪いことというわけではありません。

HSPの人は多く睡眠を取ることで、心身のバランスを保ち、日々の疲れからの回復をしているのです。

しかし、なかなか寝付けなかったり眠りが浅かったりで、寝ても寝ても疲れが取れないということもあるでしょう。

その場合は睡眠の質が悪いのかもしれません。

一度睡眠環境を見直し、快眠に近づくための方法を試してみてください。

快眠ができない日が続くと、日常生活にも支障をきたすことになります。

大事になる前に、自分ができる範囲から対策をしていくことが重要なのです。

この記事を読んだ繊細さんのあなたが、ぐっすり眠れる毎日が送れることを願っています。

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