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(最終更新:2022年11月14日)
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メンヘラとHSPの違いとは?メンヘラになりやすい人の特徴を解説

メンヘラとHSPの違いが分からず、生きづらさを感じる方も少なくありません。 また、メンヘラとHSPは似ている部分もあるため、HSPが理解されずに「あの人はメンヘラだ」と言われてしまうこともあるでしょう。 そこで今回は、メンヘラとHSPの特徴を比較しながら、メンヘラになりやすい人について解説していきます。 後半では、メンヘラの改善方法を紹介しますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

メンヘラとHSPの特徴

メンヘラとHSPの違いは見分けにくいですが、全く異なるものです。

HSPの方の中には、周囲にHSP気質を理解されずに「メンヘラな人」と言われて傷ついた経験がある人もいるでしょう。

HSPは気質なので、個性や長所として捉えやすいです。

一方で、メンヘラに対しては、ネガティブな印象を持つ人も少なくありません。

はじめに、それぞれの特徴と両方に当てはまる特徴について一緒に見ていきましょう。

1.メンヘラの特徴

メンヘラの特徴には、主に下記の3つが挙げられます。

  • 周囲を振り回す発言をする
  • 感情の浮き沈みが激しい
  • SNSや人に依存している

①周囲を振り回す発言をする

メンヘラの人の特徴として、自分に関心を持たせるために周囲を振り回す発言や行動が挙げられます。

たとえば、「私がどうなってもいいんだね」と、死をほのめかす発言をすることがあります。

こういった言動の原因には、自分を肯定してもらいたい気持ちが強すぎることが考えられます。

メンヘラの人は、周囲の人からの「そんなことない」といった言葉を求め、自分の存在意義を確かめているのです。

しかし、周囲の人は、メンヘラな人の言動に振り回されるうちに、めんどくさいと感じてしまいます。

結果として、誰にも相手にしてもらえずに1人になるといったこともあるでしょう。

②感情の浮き沈みが激しい

メンヘラの人は、感情の浮き沈みが激しいです。

感情の振り幅が大きいため、ついさっきまで笑っていたのに、急に泣いたり怒ったりすることもあります。

また、不機嫌になったことや怒っていることが、表情や態度などでわかりやすいのも特徴的です。

③SNSや人・物に依存している

メンヘラの人は、SNSや人に依存している傾向があります。

周囲の気を自分に向けようとする言動も、依存している行動のひとつです。

たとえば、

  • SNSで周りが「大丈夫?」と声をかけたくなる投稿をする
  • 困っていることを言葉にせず、ため息をつく
  • お酒やタバコがやめられない
  • キャラクターやアイドルなどに執着しすぎる

などが挙げられます。

2.HSPの特徴

一方で、HSPの特徴には、主に下記の3つが挙げられます。

  • 共感性・感受性が高い
  • 些細な刺激を受けやすい
  • 1人の時間が落ち着く

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①共感性が高い

HSPの特徴には、共感性や感受性の高さが挙げられます。

共感性が高いので、人の話を聞くことが得意な人も多いです。

一方で、ショッキングなニュースを見聞きするだけで、自分にも起こっているように思え、苦しさを感じてしまうこともあります。

②些細な刺激を受けやすい

HSPの方は、他の人が気にならないような些細な物音や、匂いからも刺激を受けてしまいます。

たとえば、下記のような悩みを抱えている人も少なくないです。

  • 時計の秒針音が気になる
  • 隣の人の柔軟剤の匂いで気持ち悪くなる
  • 職場で同僚の話し声が気になり集中できない

③1人の時間が落ち着く

HSPの方は、1人の時間が落ち着くといった特徴もあります。

メンヘラとの大きな違いでもある特徴です。

HSPの方は些細な刺激に疲れたり、周囲に気を使いすぎたりしていることも多いです。

そのため、適度に自分のためだけの時間を確保することが欠かせません。

3.メンヘラとHSP両方に当てはまる特徴

メンヘラとHSP、両方に当てはまる特徴もあります。

  • 生きづらさを感じやすい
  • 自分に自信が持てない
  • ネガティブ思考が強い
  • 周囲の目線が気になる

両方に当てはまる特徴だけでは、違いを見つけづらいものです。

しかし、特徴の背景にはそれぞれ異なる理由があります。

HSPの方が、メンヘラかもと感じたときには、抱えている悩みの原因を追求してみるのがおすすめです。

原因を探るうちに、自分がメンヘラかどうかがわかってくることもあります。

では、両方に当てはまる特徴とその原因について、それぞれ見ていきましょう。

①生きづらさを感じやすい

メンヘラの方もHSPの方も、それぞれ生きづらさを感じやすいです。

メンヘラの場合は、自分で感情を整理できない、誰かがそばにいてくれないと不安になるといった悩みを抱えています。

一方、HSPの方は他の人が気にしない細かなことまで気になる、共感性の高さゆえに周囲の感情に振り回されるなどが挙げられます。

生きづらさの原因は違えど、両者とも悩みを抱えやすいのです。

②自分に自信が持てない

自分に自信が持てないのも、両方に当てはまる特徴のひとつです。

メンヘラの場合は、周囲から気にかけてもらうことで自分の存在意義を確かめる行動をとることもあります。

一方HSPの方は、ちょっとしたことでも傷つきやすいため、自分を責めてしまうこともあるでしょう。

③ネガティブ思考が強い

両方に当てはまる特徴の3つめが、ネガティブ思考の強さです。

メンヘラの方もHSPの方も、「自分なんて」と周囲の人と比較して、落ち込みやすい特徴があります。

ネガティブに考えた後の行動は下記のように異なります。

  • メンヘラ:周囲の人を試すような言動をする
  • HSP:自分を責めたり1人反省会をしたりする

物事を前向きに捉えにくいことは、共通している点といえるでしょう。

④周囲の目が気になる

4つめの両方に当てはまる特徴として、「周囲の目が気になる」が挙げられます。

メンヘラの方もHSPの方も、他者の視線に非常に敏感です。

たとえば、HSPの場合は、人からどのように見られているかを気にしたり、視線が気になって集中できなかったりします。

一方、メンヘラな人の場合は、周囲の視線を集めるための言動を無意識にとっています。

見られ方を気にするのと、視線を集めるのでは大きく異なります。

しかし、人の目を気にしすぎて生きづらさを感じているという点は共通点ともいえるでしょう。

メンヘラとHSPの違いとは?

ここまでメンヘラとHSPの特徴について解説してきました。

メンヘラとHSPの大きな違いは、意識が自分に向いているかどうかです。

HSPの方は、自分に意識が向きやすい特徴があります。

たとえば、「表情が暗いけど、自分が何かしただろうか?」と、周囲の変化の原因が、自分にあるのではないかと考える人が多いです。

そのため、HSPの方は1人で思い悩んでいる人も少なくありません。

一方、メンヘラの方は周囲に意識が向きやすいのが特徴的です。

自分に注目してほしい、周囲の気を自分に向けたいといった気持ちが強いともいえます。

具体的には、「どうしよう、困った」とだけ言ったり、SNSに意味深な投稿をしたりすることが挙げられます。

自分の言動で、周りの人からの「どうしたの?大丈夫?」と気にかけてもらうことを待っているのです。

メンヘラになりやすい人の3つの特徴

メンヘラになりやすい人には、共通した特徴があります。

中には、幼少期の親子関係が原因でメンヘラになる人も少なくないです。

ここからは、メンヘラになりやすい人の3つの特徴を解説します。

  • 依存しやすい
  • 寂しがり屋
  • 親からの愛情が不足していた

一つずつ見ていきましょう。

1.依存しやすい

1つめのメンヘラになりやすい人の特徴には、「依存しやすいこと」が挙げられます。

人や物に依存していないと、自分の気持ちが不安定になりやすい方は、注意が必要です。

中には、依存しすぎてパートナーを束縛したり、お酒やギャンブルがやめられなくなったりする場合もあります。

依存が強くなりすぎると、生活に支障をきたすこともあるので要注意です。

何かに依存していないと落ち着かない場合には、信頼のできる人に相談したり専門医への相談を検討することをおすすめします。

2.寂しがり屋

2つめに、寂しがり屋な人はメンヘラになりやすいです。

1人の時間が苦手なので、常に一緒にいてくれる人を求めます。

たとえば、落ち込んでいるときも、誰かから相手にしてもらいたいと考えるので、相手をしてくれそうな人に、とにかく連絡するといった行動をしてしまいます。

このような自分都合の言動を続けていると、かまってちゃんでめんどくさいと感じられてしまうこともあるでしょう。

自分の感情を自分だけで対処することができない人は、メンヘラになりやすいのです。

3.親からの愛情が不足していた

幼少期に親からの愛情が不足していた人で、メンヘラになる人もいます。

親からの愛情不足を、SNSや周囲の人で埋めようとする行動が、周りから「メンヘラ」と思われていると考えられます。

つまり、親で満たされなかった愛情を他の人や物から得ようとしているのです。

メンヘラになりやすい人は、周りからの愛情に執着している人ともいえます。

HSPにおすすめのメンヘラを改善する方法

最後に、HSPの方でメンヘラを改善したい人におすすめの方法を3つご紹介します。

  • 新しい趣味を始めてみる
  • SNSでなくリアルで人と話す
  • 自分と向き合う時間をつくる

HSPは気質であるため、うまく付き合う方法を知ることが重要です。

一方で、メンヘラは考え方や行動によって和らげていくことができます。

メンヘラな考え方から生きづらさを感じている場合には、ぜひ下記の方法を暮らしに取り入れてみてくださいね。

1.新しい趣味を始めてみる

メンヘラの人は、寂しさを周囲の人で埋めようとすることが多いです。

自分だけでも楽しめる趣味を見つけたり、没頭する時間を作ったりすることも試してみましょう。

2.SNSでなくリアルで人と話す

SNSでのコミュニケーションだけではなく、親しい友人や家族との会話の時間を積極的に増やしてみましょう。

人と話すときには、自分のことだけでなく相手の話を聞くことも大切です。

自分以外の考えや価値観に触れることで、新しい気づきを得られることもあるでしょう。

3.自分と向き合う時間をつくる

メンヘラの方は、自分に自信が持てなかったり自己肯定感が低かったりします。

しかし、自分と向き合う時間を作ることで、自信をつけることや自己肯定感を高めていくことが可能です。

自分と向き合うことで、自己理解が深まり自分を受け入れる準備ができるでしょう。

自分と向き合う時間の過ごし方の一例は下記の通りです。

  • 1人旅に出かけてみる
  • 日記を書く習慣を取り入れる
  • ジャーナリングで感情を書き出す
  • これからやってみたいことを考えてみる
  • 週末の過ごし方を計画してみる

取り入れやすいものから、ぜひ試してみてくださいね。

まとめ|メンヘラを改善して生きづらさを和らげていきましょう

今回は、メンヘラとHSPの特徴を踏まえて、違いやメンヘラになりやすい人の特徴を解説しました。

どちらも生きづらさを感じやすい特徴を持ちます。

HSPは生まれつきの気質である一方で、メンヘラは自分と向き合うことで改善できます。

生きづらさの悩みは1人で抱えずに、まずは身近な信頼できる人に相談してみてくださいね。

改善方法を取り入れていくうちに、悩みが少しずつ解消されていくことを願っています。

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