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(最終更新:2022年09月01日)
HSPの一人反省会がつらい理由を解説しています

一人反省会をやめたいHSPさんへ|つらい原因と改善方法を解説します

HSPの人の中で「一人反省会」をつらいと感じている人は少なくありません。 一人反省会とは、自分の頭の中で1日の行動を振り返る時間を指します。 特にHSPの人は、共感力や思考力の高さから「あのときこうしていればよかった」と後悔する人も多いです。 一人反省会をつらいと感じる理由には、自分を否定ばかりしていることが挙げられます。 しかし、一人反省会は時間の無駄ではなく自分と向き合うための大切な時間でもあります。 方法を改善して、一人反省会をより充実した時間にしていきたいものですよね。 そこで本記事では、HSPの人向けに一人反省会の改善策と代替案をご紹介します。 ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

HSPの人が寝れないほど悩む一人反省会とは?

一人反省会とは、1日の自分の言動を振り返りながら、一人になったときにネガティブに捉えて考え込んでしまうことを指します。

HSPの人は、「一人きりで思考を整理したい」と感じやすい人が多いです。

そのため一人反省会をよくするというHSPの人も多いのではないでしょうか?

HSPの人の特徴は大きく下記の4つに分類できます。

  1. 深く思考する
  2. 周囲の刺激を受けやすく、疲れやすい
  3. 共感力が非常に高い
  4. 音や光、匂いに過敏に反応する

HSPの特徴である周囲の人の気持ちを察知し、物事を思考できることは長所です。

しかし一人反省会の場面においては、他者を気にかけたり深く思考したりすることが、自分を否定するネガティブな要因となる場合があります。

例えば、HSPの人で「あの言葉で傷つけてしまったかな?」「あのときこうすればよかった」など反省点ばかりが気になる人も少なくありません。

HSPの人の中には、一人反省会をつらいと感じ、もうやめたいと考えている人も多いのです。

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【チェック】HSPの人がやりがちな一人反省会の3つの特徴

一人反省会がつらいと感じるHSPさんの特徴は主に3つ挙げられます。

ご自身のこれまでの一人反省会を振り返りながら、それぞれ一緒にチェックしていきましょう。

HSPの人がやりがちな一人反省会の特徴

  • 自己否定してしまう
  • 寝る直前に一人反省会をする
  • 頭の中だけで完結させようとする

自己否定をしてしまう

HSPの人の中には「自分にはやっぱり無理だ」「あの人にこう思われているかもしれない」など自己否定的に物事を捉えて、一人反省会をしてしまう人もいます。

HSPの人は相手を思いやる優しい人が多いです。

そのため、相手目線で物事を深く思考しすぎてしまい、相手や自分の細かな言動までも気になってしまいます。

自己否定をし続けることで、自分のことがわからないと感じたり、自分に自信を持てなかったりすることもあります。

寝る直前に一人反省会をしてしまう

寝る直前に一人反省会を始めてしまい、寝れないと悩みを抱えるHSPの人も少なくありません。

寝る直前に行うことで体がリラックスできないことは睡眠不足の原因にもなり得るでしょう。

特に夜の時間帯はネガティブ思考になりやすい時間帯です。

寝れないと悩むHSPの人は、一人反省会をする時間帯を見直してみるのも方法の一つです。

頭の中だけで完結させようとする

HSPの人は頭の中で物事を順序立て考えることが得意な人も多いため、一人反省会も頭の中で完結させようとする人もいます。

しかし、頭の中で考えているだけでは、思考がネガティブに偏りやすく、負のループにはまりやすいです。

頭の中だけで考えると、以前も考えた悩みを再び考え込んでしまう「反すう思考」にもつながります。

反すう思考とは、何度も同じ問題に対して後悔したり考えたりする思考のことを指します。

HSPの人は、自分の頭の中だけで解決しようとする人も少なくないです。

一人反省会をするときは、思考を見える化する方法を取り入れると良いでしょう。

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つらい一人反省会をやめたい|HSPの人におすすめの改善方法

寝れないほど悩んだり、つらいと感じたりする人で一人反省会はやめたいと考えている人もいるでしょう。

ここからは、HSPの人におすすめの一人反省会の改善方法を4つご紹介します。

取り入れやすいものからぜひ実践してみてくださいね。

  • 夜に一人反省会をしない
  • 減点方式から加点方式に変える
  • 考えは紙に書き出してみる
  • 時間を決めて深く思考する

夜に一人反省会をしない

一人反省会によって寝れないと悩んでいるHSPの人は、寝る前に一人反省会をしないことを意識してみてください。

夜は日中よりもネガティブ思考で考えやすい時間です。

日中の行動を振り返りたいときは、寝る直前にならないように意識してみましょう。

おすすめの時間帯は朝です。

寝る前に気になることが思いついたときは、次の日の朝振り返りができるように、簡単にメモしておきましょう。

減点方式から加点方式に変える

一人反省会では、自分を褒めるポイントを見つけることが大切です。

HSPの人の一人反省会では、「この行動がよくなかった」「今日もできなかった」など自分の行動を減点しながら反省する傾向があります。

たとえ失敗した出来事があったとしても、前向きに行動できた行動もあるはずです。

自分が失敗にどう向き合えたか、今後どうしていきたいと考えられたかに目を向けてみてください。

寝る前の時間帯におすすめの方法は、「今日の嬉しかったこと」や「できたこと」を思い出すことです。

ぜひ毎日3〜5つ程度思い出してみてくださいね。

考えは紙に書き出してみる

一人反省会をする際には、ぜひペンとノートを用意して書き出すようにしてみてください。

頭の中で考えるだけでは、行動の全体を把握しづらいです。

全体が把握できないと、反すう思考になりやすいので、出来事の一部をみるのではなく、全体で捉えるよう意識することをおすすめします。

紙に書き出すことは、失敗や不安な要素などのネガティブな出来事ばかりを考え込むことを避ける方法の一つです。

HSPの人は特に、考え事をするときは思考を紙に書き出すことを習慣にしてみてください。

一人反省会を紙に書き出すときの4つのポイント

  1. 反省したことを踏まえて考えた解決策を書く
  2. よかった点は色を付けて目立つようにする
  3. 記入後は読み直す
  4. 自分の考えや悩みを客観的に見てみる

時間を決めて深く思考する

一人反省会をするときは、あらかじめ時間を決めてから始めるようにしましょう。

HSPの人は深く思考するのが得意なため、長時間一人反省会をする人も少なくありません。

時間を決めることは、時間を無駄にしない、一人反省会の充実度を高める、負のループにハマらないことにつながります。

具体的には10〜40分程度の時間設定がおすすめです。

決められた時間の中で、行動を振り返り今後の自分の過ごし方を考える習慣を少しずつつけていきましょう。

HSPの人に一人反省会の代わりに試してほしい3つのこと

一人反省会をやめたいHSPさんは、一人反省会の代わりにできる方法を取り入れましょう。

一人反省会では、自分だけの時間の中で自分と向き合うことが可能です。

一方、答えが自分だけでは出せずにモヤモヤが生まれる原因にもつながります。

ここからは、一人反省会をやめたいと考えている人はもちろん、悩みを一人では解決できないときにも参考になる代替案を3つご紹介します。

  • 同じ悩みを持つ人と話す
  • 別のことで一人時間を充実させる
  • ジャーナリングをする

同じ悩みを持つ人と話そう

悩みや不安は似たような境遇や悩みを持つ人と共有し話す時間を作る方法があります。

特にHSPの人は、我慢して自分よりも周囲の人に気を配っている人が多いです。

身近な存在の人ほど話しづらさを感じる人もいるのではないでしょうか。

同じHSPの人と交流できる場に参加してみることもぜひ試してみてください。

別のことで一人時間を充実させる

一人時間を充実させることは、ネガティブ思考で考え込むことを防ぐことにつながります。

具体的には、読書や映画などの世界観に入り込んだり、自然の中に身を置いてみたりするなどが挙げられます。

散歩やジョギングなど軽い運動を取り入れるのもおすすめです。

ジャーナリングを取り入れよう

ジャーナリングは、自分の頭の中を整理したいHSPの人にぜひ試してほしい方法です。

ジャーナリングとは、自分自身の今に意識を向ける「マインドフルな状態」を作り出すことができる、思考の整理方法です。

ジャーナリングの手順

  1. ノートとペンを用意する
  2. ジャーナリングの時間を決める(5~20分)
  3. 雑念や愚痴を含む、思いつくままを書く
  4. あるいは、テーマを設けて自分の行動を振り返る
  5. ジャーナリング後は見返し分析する

※記入した後に捨ててしまうのも一つです

HSPさんは改善策を取り入れて自分に優しい一人反省会をしてみよう

本記事では、HSPの人が「一人反省会」をつらいと感じる原因と改善方法を解説しました。

一人反省会は決して無駄なことだけではありません。

HSPの人が自分と向き合う上で大切な時間です。

しかし、一人反省会は方法に気をつけないと自己否定や反すう思考になり、つらい時間にもなり得るものです。

一人反省会をやめたい人は、まず自分が心地いいと思える時間を確保していきましょう。

趣味の時間を充実させる、新しいことにチャレンジする時間が自分自身と向き合いながらも前向きに物事を捉えるきっかけとなります。

日常生活で抱えている悩みは、一人反省会を通じて自分だけでなんとかしようとせず、同じ悩みを持つ人と話を共有する時間を作ることも大切です。

つらい一人反省会の時間が、自分を認める優しい時間となっていくことを願っています。

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