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(最終更新:2022年08月17日)
HSPは「逃げ癖」に悩みやすい?悩みの理由と5つの克服方法

HSPは「逃げ癖」に悩みやすい?悩みの理由と5つの克服方法

人間関係や仕事などで些細なこともストレスになりやすいHSPの方の中には「逃げ癖」のある人も少なくありません。 逃げたいと考えることは甘えではなく、自分を守るための行動です。 しかし、いつも逃げてばかりいる自分を変えたいと考える人もいるかと思います。 そこで今回はHSPの方が逃げ癖に悩みを抱える主な理由と克服方法について解説します。

HSPの方が悩む「逃げ癖」の特徴

HSPの方も悩みやすい「逃げ癖」とは、困難があったときに向き合わずに、常に逃げる選択肢を持つことを指します。

HSPの方に限らず、逃げ癖のある人に見られる特徴は主に下記の通りです。

  • 課題や問題を受け止めない
  • 何をやるのも面倒くさい
  • 完璧主義で失敗を避ける
  • タスクを先延ばしにする
  • 自分に自信がない
  • マイナス思考が強く、向上心がない

逃げ癖のあるHSPの方は特に、自己肯定感の低さや成功体験の少なさが背景にあると考えられます。

HSPの方必見|逃げ癖の理由

HSPの方が逃げ癖に悩みやすい理由は主に下記の3つが挙げられます。

  • 繊細で人よりも傷つきやすい
  • 人の目が人一倍気になる
  • ストレスを溜め込みやすい

HSPの方の特徴である、繊細さや人目を気にすることが、自分を素直に認められなかったり、失敗を受け入れられなかったりする原因に考えられます。

HSPの特徴と逃げ癖の理由についてそれぞれ見ていきましょう。

①繊細で人よりも傷つきやすい

HSPの方は周囲からの言動から、傷つくことも少なくありません。

何気ない発言や他の人が気に留めないようなことも、繊細なHSPの方にとっては、自分へのマイナス評価だと捉える人もいます。

例えば、上司から「今日はもう帰っていいよ」と言われたとき、「自分では役に立てることがないから帰るように言われたのかも」と言葉に引っかかりを感じることもあるでしょう。

日々の小さなストレスの積み重ねが逃げ癖につながる場合もあります。

②人の目が人一倍気になる

人の目や評価が人一倍気になるHSPの方は、目立つ仕事や責任の大きな担当から逃げ出したくなることがあります。

人から注目されることを苦手なHSPの方は、重要な役職や抜擢された仕事に大きなプレッシャーを感じてしまいます。

また、周囲の人から期待されることで、絶対に失敗できないと自分を追い詰めて強いストレスとなり得ます。

③ストレスを溜め込みやすい

HSPの方は自分の中で限界までストレスを抱えて、爆発した結果逃げ出すということがあります。

これまで人間関係や仕事で感じていた悩みやストレスから自分を守る防衛手段として逃げることがあるのです。
自分では、我慢できると感じていてもストレスが大きくなれば心身ともに不調につながる可能性もあります。

逃げ癖を直すなら、逃げ出したくなるまでストレスを溜め込まないことも非常に重要です。

逃げ癖を直したい!HSPの方が克服する5つ方法

逃げ癖を直したいと考えるHSPの方は、5つの克服方法を実践してみてください。

逃げ癖は、「物事の捉え方」や「取り組み方」を変えていくことで、克服できるものです。

取り組みやすそうと思ったものから、取り入れてみることをおすすめします。

逃げ癖克服方法①失敗を受け入れる

真面目で責任感が強いHSPの方は、失敗を受け入れられない人が多いです。

誰しも失敗することはあります。

失敗したときはまずはしっかりと受け入れ、失敗と向き合うことが大切です。

失敗と向き合うことで、今後の取り組み方の改善策を見つけることもできるでしょう。

逃げ癖克服方法②成功体験を積み重ねる

逃げ癖のあるHSPの方で、自己肯定感の低い人が少なくありません。

自己肯定感の低さが背景で逃げ癖がある場合には、「成功体験」を積み重ねていく方法が有効です。

些細な成功体験も、積み重ねることで、自分の成長につながっていると実感できます。

具体的には、1日1つ自分を褒めたり、スリーグッドシングスでよかったことを探したりする方法が挙げられます。

自分の達成できたこと、出来たことに目を向ける習慣をつけるようにしてみてくださいね。

逃げ癖克服方法③目標の立て方を見直す

HSPの方に限らず、逃げ癖のある人は、最初の目標設定が高すぎる人がいます。

目標を立てる際には、大目標だけでなくスモールステップを細かく設定してみましょう。

スモールステップがあることで、自分の立てた目標へ少しずつ近づいていると感じやすくなります。

日々の目標設定を下げることで、達成感を味わいやすくなります。

飽きることなく継続できることは、逃げ癖から脱却することにもつながります。

逃げ癖克服方法④先延ばしにしない

HSPの方の特徴のひとつに「深い思考力」があります。

そのため、行動を移す前に失敗した時のことや、逃げる方法など考え込みすぎやすい傾向があります。

面倒な仕事や初めて取り組むことには、不安がつきまといますよね。

しかし、不安に感じることを先延ばしにすると、かえってストレスを抱える原因にもなり得ます。

まずは、目の前にあるできることに集中して取り組んでみましょう。

逃げ癖克服方法⑤自分と向き合う

HSPの方におすすめの逃げ癖克服方法の一つが、「自分と向き合う時間作り」です。

自分と向き合う方法には、一人の時間を積極的に増やしたり、自分の長所や短所を書き出したりすることが挙げられます。

他にも今の気持ちを思ったまま紙に書き出す「エクスプレッシングライティング」で、思考を整理することも自分の感情と向き合いやすくなるのでおすすめです。

HSPの方は逃げ癖に悩みすぎないことも大切

ここまで、逃げ癖に悩むHSPの方へ向けて克服方法を紹介してきました。

しかし、逃げたいときに逃げることも大切です。

逃げは甘えだと感じる人も多いですが、逃げではなく、あくまで自分自身を守るための行動と考えてみてください。

克服方法を取り入れつつ、逃げたいときに逃げる方法も一緒に見ていきましょう。

①逃げてもいいと割り切って考える

HSPの方が悩みやすい逃げ癖は、「自分を守る行動」でもあります。

思考力の高いHSPの方は最悪の事態を想定して行動することができるため、人よりも一つの物事を続けるには労力もストレスも抱えやすいもの。

そのため、やる前から逃げたいと感じる人も少なくありません。

逃げたいときに逃げてもいいとまずは考え方を柔らかくしましょう。

そして、逃げる前にできることがあればやってみるといった考え方で取り組んでみてください。

②自分が心地よい逃げ場を作る

逃げたいと感じたときに、いつでも駆け込める安心安全の場を作っておくことも大切です。

例えば、行きつけのカフェやバーなどで過ごす時間、音楽を流してドライブする時間、自然に触れ合う時間など。

ストレスを抱え込んだ状態が続けば、誰しも逃げたくなるものです。

定期的にストレスを発散できる心地のいい逃げ場を探してみてくださいね。

③自分一人で悩みを抱え込まない

HSPの方で逃げ癖に悩みを抱えている人は、周りの人に頼りましょう。

親しい友人や家族と話す時間で自分の悩みを整理することができます。

また、似たようにHSPの方が集まるコミュニティで自身の悩みを打ち明けてみるのも方法の一つ。

例えば本コラムの運営をしているThird Talkでは、HSPの方向けのテーマに沿った話しの場も提供しています。

定期開催しているイベントもぜひチェックしてみてください。

まとめ|逃げたいときは逃げてもいい

HSPの方は人よりも繊細で、人間関係で悩みを抱えやすい特徴があります。

仕事や人付き合いの中で、逃げたいと感じたときは、「甘え」だと決めつけず逃げることもときには大切です。

自分自身の健康を害するほど抱え込まないように過ごしていきたいものです。

逃げ癖は、少しずつ意識を変えることで克服できます。

今回ご紹介した5つの方法をぜひ試してみてくださいね。

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