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(最終更新:2022年09月09日)
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HSPはすぐ泣いてしまう?すぐ泣く原因と涙もろい自分との付き合い方を解説

仕事中なのにすぐ泣いてしまう、涙もろい自分を治したいと考えてはいませんか? 特にHSPの方は、感受性や共感力が非常に高いため涙もろい人も多いです。 今回は、すぐ泣いてしまう人の特徴とすぐ泣く原因、HSPの方が涙もろい自分とうまく付き合っていくための対処法を4つご紹介します。

涙もろい・すぐ泣いてしまうHSPの特徴

HSPだけに限らず、涙もろい方やすぐ泣いてしまう方は少なくありません。

すぐ泣いてしまう人の主な特徴は下記の4つです。

  • 感情が揺さぶられやすい
  • 想像力に長けている
  • 情にもろく人の影響を受けやすい
  • 1人で悩みを抱え込みやすい

HSPの方には4つの特徴に当てはまる人が多いため、「HSPは涙もろい」というイメージがあると考えられます。

まずは、HSP・非HSPに共通する涙もろい人の特徴を見ていきましょう。

1.感情が揺さぶられやすい

すぐ泣いてしまう方は、喜怒哀楽の感情が揺さぶられやすい特徴があります。

映画やドラマなどで主人公に感情移入しハラハラしたり涙が出たりすることはありませんか?

素直に相手の感情を受け取っているため、自分の感情が揺さぶられ感動しやすく、すぐ泣いてしまう人がいます。

2.想像力に長けている

年齢を重ねたりさまざまな経験をしたりするうちに涙もろくなったと感じている人も多いです。

また、HSPの方は相手の立場で物事を捉えることを得意とします。

そのため、相手の気持ちを想像しやすいといった一面を持ちます。

想像力に長けていることで、人の話を聞くだけでも相手の苦労や成長が想像できてしまい、すぐ泣いてしまうという人も少なくありません。

3.1人で悩みを抱え込みやすい

すぐ泣いてしまう人は、普段から自分の感情を我慢したり悩みを1人で抱えていたりする場合があります。

抱え込み続け自分のキャパシティを超えてしまうと、余裕がなくなり涙もろくなってしまうものです。

すぐ泣く自分を変えたいと考えている方は、適度なストレス発散や周囲へ相談することも大切です。

HSPの方にすぐ泣いてしまう人が多い理由

ここまで、涙もろい人の特徴をご紹介しました。

次にHSPの方にすぐ泣いてしまう人が多い理由も見ていきましょう。

HSPの特徴の中でもすぐ泣いてしまうことに影響を与えているものは「感受性の高さ」「共感力の高さ」です。

ここからは、HSPの特徴とすぐ泣くことの関係について解説します。

HSPの特徴①:感受性が高く想像力豊か

HSPの特徴の一つに「感受性の高さ」が挙げられます。

感受性が高いことは想像力の豊かさにもつながる特徴です。

起こっていないことに対して不安を感じたり、ネガティブ思考になったりすることも少なくありません。

HSPの特徴②:共感力が高い

HSPが持つ「共感力の高さ」は長所でもあり涙もろさにつながる要素でもあります。

例えば、友人の相談にのるうちに泣いてしまう、ニュースをみて悲しい感情に支配され泣いてしまうなどの経験を重ねるうちに「自分は涙もろいのかも」と感じる人も多いでしょう。

HSPの方がすぐ泣いてしまう原因

HSPの方は上記で紹介した特性以外の部分にもすぐ泣いてしまう原因があります。

主な原因は下記の通り。

  • 1人で悩みを抱え込みすぎている
  • ストレスが溜まっている
  • ネガティブ思考が強い
  • 我慢することが多い

一つずつ解説していきますので、ご自身の原因を見つけてみてくださいね。

1人で悩みを抱え込みすぎている

HSPの方は、自分よりも周りの人を優先しすぎてしまう人が多いため、悩みを1人で抱え込んでしまうケースが少なくありません。

悩みを相談できずにいると、悩みや問題がさらに大きくなってしまい自分ではどうにもできないといった事態も起こり得るでしょう。

つい頑張りすぎてしまう、強がってしまうHSPの方は、急に感情がコントロールできなくなり泣いてしまうということがあるのです。

ストレスが溜まっている

感情を我慢したりストレスがうまく発散できなかったりしてストレスが溜まっているHSPの方はすぐ泣いてしまうことが多いです。

HSPの方はもともと感受性や共感力が高いため些細な出来事に対しても感情が揺れ動きやすいです。

ストレスフルな状態であることで、さらに感情が昂りやすくなり、すぐ泣いてしまうと考えられます。

ネガティブ思考が強い

HSPの方には「深い思考力」という特徴がありますが、先々のリスクやデメリットを考えすぎるあまり、ネガティブ思考が強くなることがあります。

ネガティブ思考が強いと常に不安感があり、小さなミスも重大なミスを犯したように感じてしまい、注意されただけですぐ泣くという状況にもつながります。

HSPが涙もろい自分とうまく付き合う対処法

HSPの方はさまざまな特徴を持つがゆえに、1人で悩みやすかったり我慢したりすることが多いです。

すぐ泣いてしまう自分から変わりたいと、強く願うHSPの方におすすめの対処法は下記の通りです。

  • 自分の気持ちを伝える回数を増やす
  • 涙活でストレス発散する
  • 深呼吸をする
  • 意識を自分以外に向ける

すぐ泣いてしまう自分を否定せず、涙もろい自分も「ありのままの自分である」と受け入れられるようにこれから紹介する対処法を取り入れてみてくださいね。

1.自分の気持ちを伝える回数を増やす

涙もろいHSPの方は、意識的に自分の考えや気持ちを伝えることを心がけることが大切です。

HSPの方には、自分の意見や気持ちを我慢して周囲の人を尊重しすぎてしまう人も少なくありません。

意見を相手へ伝えることで、双方にとってより良いアイデアが見つけられたり、気づきを得られたりするものです。

意見を伝えることに難しさを感じる人は、嬉しい気持ちを伝えることから始めてみるのはどうでしょうか?

「準備をしてもらって助かりました!」「相談できてよかったです、また話したいです!」なども自分の気持ちを伝えるうちの一つ。

まずは自分の感じた嬉しい感情から周りの人にシェアしていきましょう。

2.涙活でストレス発散する

HSPの特徴を活用して、涙活を取り入れることもおすすめの対処法です。

常に泣くことを我慢していると、感情が昂りやすくなり泣きたくない場面で泣いてしまうことがあるので、適度に涙を流す機会を自分で作るようにしてみましょう。

涙活は、映画やドラマ鑑賞、読書などが主な方法として挙げられます。

HSPの方は想像力が豊かで感受性が高いので、自分の気持ちにリンクする音楽を聞く時間もおすすめですよ。

涙を流す機会を自ら作ることはストレス発散だけでなく、無意識のうちに押さえ込んでいた感情をフラットにすることにつながるでしょう。

3.深呼吸をする

泣いてしまいそうになった時の対処法として、「深呼吸をすること」は非常に有効な手段です。

深呼吸をするときには、思考ではなく呼吸している自分の体へ意識を集中させます。

鼻で深く吸ってゆっくりと口から吐き出す。

数回繰り返していくうちにネガティブな思考や感情的になりそうな状態が少しずつ落ち着いていくでしょう。

4.意識を自分以外に向ける

自分の感情や不安ばかりに意識を向けていると、泣きたい気持ちも強くなっていくものです。

泣きそうになったときは、可能であればそこから一度離れて別のことへ意識を向けていきましょう。

具体的には、「今日の午後はどんな天気だったかな」「今日の夜見たいテレビ番組あるかな?」など自分のこと以外を考えてみると、涙を堪えることができます。

涙もろいことは決して悪いことではない!

ここまで、すぐ泣いてしまう自分と付き合うための対処法を4つご紹介してきました。

HSPの方の中には、すぐ泣いてしまうことで「自分が嫌になる」と感じている方も多いかもしれませんね。

涙もろいことやすぐ泣くのは決して悪いことではないので、自分を責めずに過ごしていきましょう。

1.泣きたいときは我慢しない

泣きたいときは無理に我慢せず、1人になれる場所へ移動して涙を流すのも気分がスッキリできる方法の一つです。

例えば仕事において、失敗して落ち込んだり自分を情けないと感じたりしたときには、トイレへ行って思い切り泣いてしまうことで気持ちを切り替えることもできます。

泣くことで自分の感情を整理し次の行動につながる場合もあります。

2.気持ちや感情を言葉にしてみる

涙もろいHSPの方には、自分の気持ちを言えずに押し殺す方が少なくありません。

日頃から気持ちを言葉にしていないことで、急に涙が堪えられずに泣いてしまう方は、自分の気持ちや感情を言葉にする練習をしていきましょう。

具体的な方法として、日記を書いたりジャーナリングしたりするのがおすすめです。

自分の気持ちを思いのまま書き出すノートを1冊用意しておくだけで、「ここには自分の好きなように気持ちを吐き出せる」という安心感にもつながるでしょう。

最近すぐ泣くことが増えた方は専門医へ相談しよう

HSPの方だけに限らず、涙もろい人やすぐ泣いてしまうと悩む人は多いです。

しかし、最近急にすぐ泣くことが増えたと感じている場合には、何らかの病気が原因の場合がありますので、2週間以上続く場合には迷わず専門医へ相談しましょう。

例えば、うつ病の初期症状には涙もろい以外にも下記のような症状もみられます。

  • 食欲がない
  • 性欲がない
  • 不眠や過眠
  • 慢性的に体がだるい
  • 頭痛や肩こり
  • 気分の落ち込み など

上記の症状もみられる場合には1人で悩まずに自分の症状を相談することをおすすめします。

参考:うつ病|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

まとめ|涙もろいHSPの方は少しずつ感情を言葉にしていこう

今回は、涙もろいHSPの方やすぐ泣く自分を変えたいと考えている方に向けて原因と対処法をご紹介しました。

HSPの方に限らず、「いい大人なのにすぐ泣くなんて恥ずかしい」と感じる人もいますが、すぐ泣いてしまうことは決して悪いことではありません。

人の感情に寄り添って涙を流せることはあなたの魅力の一つでもあります。

すぐ泣いてしまう自分から変わるには、まず自分の気持ちや感情を言葉にする習慣をつけることが大切です。

涙もろい自分自身を優しく受け入れ、周りの人に自分の考えや気持ちを話す時間を少しずつ増やしてみてくださいね。

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