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(最終更新:2022年09月20日)
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失敗が怖いHSPの方へ|ミスを引きずる原因や失敗したときの対処法を解説

「失敗が怖い」と感じる場面は受験や就職活動、仕事など人それぞれ異なります。 特に、HSPの方は周囲の目を意識しすぎたり完璧主義が強かったりすることで「失敗が怖くて行動できない」と悩む人も少なくありません。 今回は、HSPの方が失敗を怖いと感じる主な原因と失敗したときの対処法を解説します。

失敗が怖いとHSPの方が特に感じやすい原因

HSPの方はさまざまな特性を持つため、人よりも失敗が怖いと感じやすいです。

HSPの方が失敗が怖いと感じる原因として下記の4つが挙げられます。

  • ミスや失敗を引きずりやすい
  • 心配性
  • 完璧主義
  • 周囲の評価が気になる

1.ミスや失敗を引きずりやすい

ミスや失敗を引きずりやすいことは失敗が怖いと感じる原因のひとつです。

特に、些細なミスも気になるHSPの方は、ミスや失敗をいつまでも引きずってしまいます。

そのため、今に集中することができず、また失敗を繰り返してしまいます。

最終的には自信をなくす、という負のループに入ってしまう場合があります。

ミスや失敗に対して、切り替えするまでに時間がかかってしまうことも「失敗が怖い」と感じたり行動できなかったりする原因として考えられます。

2.心配性

特にHSPの方は、深い思考力が特徴にあるため心配性の人も少なくありません。

今後起こり得る不安要素を想像力豊かに予測して心配になり、行動して失敗したときのことを必要以上に考えてしまっているのです。

HSPの方に限らず心配性であることは、失敗が怖いと感じる原因として挙げられます。

3.完璧主義

HSPの方の中で強い完璧主義の傾向がある人には失敗が怖いと感じる人が多いです。

例えば仕事で、責任感を持って最後までやり遂げることは長所になる一方で、自分の些細なミスに対して自分を強く責めてしまう人も少なくありません。

失敗する自分を受け入れられずにいることは、過去の失敗に囚われる原因にもなるでしょう。

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4.周囲の評価が気になる

HSPの方は、些細な変化に気づいたり周囲からの評価を気にしたりしやすい人が多いです。

そのため、「自分は絶対に失敗することはできない」と、必要以上に自分を追い込んでしまうことがあります。

周囲から自分の評価が下がることに怖さを感じるだけでなく、周囲の人へ失敗することにより迷惑をかけてしまうことにも怖さを感じるHSPの方もいます。

失敗が怖いとHSPが特に感じる場面

HSPの方が「失敗が怖い」と感じる主な場面には、受験や就職活動、仕事などが挙げられます。

それぞれの場面に共通しているのは、結果を出さなければならないというプレッシャーがある点です。

例えば、受験や就職活動のときに家族からの期待に応えたいとの想いから「失敗できない」と感じることもあるでしょう。

また、失敗が怖いと感じやすいシーンで過去に失敗を経験したことで、今チャレンジできなかったり自分で限界を決めてしまったりする人も少なくありません。

【HSP向け】失敗が怖いときや失敗したときのおすすめ対処法

失敗が怖くて行動できない、過去の失敗を引きずっているという場合には、これから紹介する対処法をぜひ試してみてください。

誰しも失敗することはあるものです。

失敗が怖いと感じることを今よりも和らげるためには、失敗に対する考え方や失敗した後の行動を見直すことが重要です。

ここからは、HSPの方におすすめの対処法を「失敗が怖いとき」「失敗したとき」それぞれ解説していきます。

1.失敗が怖いときの対処法

行動する前や目標に向かって努力しているときに「失敗が怖い」と感じるHSPの方も多いでしょう。

失敗が怖いと感じたときには、「失敗に対する考え方」を変える方法が有効です。

失敗に怖さを感じることはごく自然なことで、誰しも失敗は可能な限り避けたいものです。

ここからは、失敗に対する捉え方を変える方法として4つご紹介します。

ぜひ今の生活に少しずつ取り入れてみてくださいね。

①失敗に対する捉え方を変える

失敗が怖いと感じているときは、「失敗すること」ばかりに目が向いているサインといえます。

例えば、受験勉強に熱心に取り組む中で合格できなかったらどうしようと考え込んでしまうこともあるかと思います。

しかし、「失敗している自分」を想定できることは決して悪いことではなく、むしろポジティブな行動です。

失敗することを具体的に考えた上で、「今の自分にできること」を逆算して考えて行動することもできます。

失敗が怖いと感じたときは、想定した未来から逆算して今の自分の行動に目を向けてみるのもおすすめです。

②完璧主義をやめてみる

自分は絶対に失敗できない、完璧にこなさなくてはならないという完璧主義の考え方は少しずつ和らげていくことをおすすめします。

HSPの方は自分の些細なミスも大きな失敗と感じやすいため、強く自分を責めてしまいやすいので注意が必要です。

0か100かという白黒思考ではなく、結果が出るまでの過程に注目したり失敗した後の改善策を具体的に分析したりするように心がけてみてくださいね。

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③最悪の事態を想定しておく

HSPの方の強みを活かして、最悪の事態を想定しておくのも方法として挙げられます。

危険予測や先を見据えることが得意なHSPだからこそ、あらゆるパターンで最悪の事態を想定することができます。

失敗する自分を想定しておくことで、失敗に対する対応策や失敗しないための方法を今のうちから見直すことができ、失敗に対する怖さを減らすことにつながります。

④なぜ失敗が怖いと感じているか向き合う

失敗が怖いと感じているときは、「なぜ怖いと感じるのか?」をじっくり考えることも大切です。

人が怖さを感じる原因はさまざまありますが、「今後のことが不透明でわからない」「周りにがっかりされるかもしれない」「自分のプライドが失敗を許さない」などが挙げられます。

怖いと感じる理由や原因を見つけることで、漠然と感じている怖さを明確にすることができます。

2.失敗したときの対処法

失敗した後、引きずってしまったり自信をなくしたりしてしまうHSPの方もいます。

勇気を出して行動したことやチャレンジしたことは素晴らしいことです。

失敗した事実は変えられませんが、捉え方は変えることが可能なので、失敗したときの過ごし方や考え方も一緒にみていきましょう。

①事実と思い込みを整理する

ミスや失敗をした後、反省や振り返りをする時間はとても大切ですが、反省の中に思い込みがある場合も少なくありません。

例えば、就職活動中の失敗として「受け答えがうまくできなかったし、自分には価値がないから面接で落ちた」と感じている場合で考えてみましょう。

事実と思い込みを分類すると、「受け答えがうまくできなかった」「面接で落ちた」この2つは事実ですが、「自分には価値がない」というのは思い込みといえます。

自分を否定する思い込みが強いと失敗が怖いと感じるだけでなく、失敗した経験から自己肯定感も下がりやすくなります。

ミスや失敗を振り返って反省する際には、「自分の思い込みが入っていないか?」を意識してみるのもおすすめです。

②気分転換の時間をつくる

失敗した後は誰しも気分は落ち込みやすいものです。

気分転換する時間を作ることで、失敗を引きずらず短時間で切り替えることができるのでぜひ試してみてください。

気分転換の具体的な方法として、好きな食べ物を食べたり趣味に没頭する時間を過ごしたり、友人と談笑したりすることが挙げられます。

1人の時間で気分転換するのもおすすめですが、人に自分の気持ちを話すことで気持ちがスッキリすることもありますよ。

③自己否定をしない

失敗をしたあと、やりがちなのが「自己否定」です。

HSPの方で1人反省会をする人も多いですが、自分の1日を振り返ったり失敗を反省する際には、自分を否定しないことを大切にしてみましょう。

④失敗を受け入れ教訓を得る

自分の失敗やミスを受け入れられないことは、自分を否定する考え方を生むきっかけにもなるので、失敗から何が得られたかを意識的に探すようにしてみましょう。

しかし完璧主義の考え方が強いHSPの方の中には失敗した事実をなかなか受け入れられないという人も少なくありません。

失敗したことで、自分の変化や改善点を探したり今後同じ失敗をしないよう、教訓を得ることは失敗したからこそできる行動です。

失敗から得られることもある

結果を出さなければならない状況では、失敗できないと強いプレッシャーを感じることもあります。

しかし、受験や就職活動などで失敗した場合であっても、失敗したからこそ得られる「学び」や「出会い」もあります。

失敗した自分自身を責めずに頑張った自分を受け入れ認めてあげることが非常に大切です。

今の自分、そしてこれからの自分に何ができるかをじっくり考える時間を作ったり、信頼のできる周りの人へ相談したりしてみてくださいね。

まとめ|行動したから失敗がある!怖がらずにできることから始めよう

今回は、HSPの方に多い「失敗が怖い」と感じる原因や対処法について解説しました。

誰しも失敗することなく生活をすることはできないものです。

だからこそ、ミスや失敗してしまった自分自身を強く責めることなく、失敗した事実を受け入れ、次どうするかを前向きに考えることが心穏やかな暮らしには欠かせません。

失敗が怖いと感じるHSPの方の中には、事実以外の思い込みが怖さの原因となっている場合もあるので、事実と自分の感情を整理してみることも有効な手段です。

行動できた自分を受け入れ、さらにステップアップできるよう少しずつ失敗に対する怖さから解放されていくことを願っています。

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